会員登録をされた方、弊社セミナー・個別相談時に会員登録いただいた方はNAN物件情報を含む全てのコラムをご覧いただけます。(入会費、年会費はかかりません)
2024/01/19 不動産投資
投資用不動産市場調査
楽待では四半期に1度、楽待内の掲載物件情報をもとに、投資用不動産市場調査を行っている。今回は、2023年10月~12月期の結果を公表する。
(調査期間:2023年10月1日~同年12月31日、対象:期間中に「楽待」に新規掲載された全国の物件)
2023年10~12月期は、一棟アパート、区分マンションの価格が上昇。一方で一棟マンション価格は、前四半期に引き続き下落という結果になった。
平均物件価格を前四半期と比較すると、一棟アパートは67万円プラスの7444万円、一棟マンションは168万円マイナスの2億745万円、区分マンションは32万円プラスの1915万円となった。
一棟アパートの価格は、前四半期の7377万円から67万円プラスの7444万円。前四半期では下落となっていたが、今回は上昇に転じた。
表面利回りは、前四半期の9.14%から0.28ポイント上昇して、9.42%。前四半期に引き続き上昇という結果だった。
一棟マンション価格は、前四半期の2億913万円から168万円マイナスの2億745万円となった。これで2四半期連続での下落となる。
2015年から2018年前半まで、一棟マンション価格は2億円を超えていたが、以降は1億円台を推移していた。
2021年ごろから徐々に価格は上昇、再び2億円台に乗っていたが、今後また下落を続け、2億円を下回るのか注目したいところだ。
利回りは、前四半期の7.81%から0.04ポイントプラスの7.85%。連続の上昇となったものの、グラフを見るとほぼ横ばいの状態が続いていることが読み取れる。
区分マンション価格は、前四半期の1883万円から32万円プラスの1915万円となった。
これまで、前四半期の1883万円が最高額だったが、今回その額を上回る結果に。初の1900万円台に乗り、区分マンションの価格は高止まりしていると言えそうだ。
利回りは前四半期の6.94%から0.03ポイント下落した6.91%。近年、ほぼ横ばいで推移し続けている。
◇
今回は、一棟マンションの価格が下落した一方で、前四半期に下落ししていた一棟アパートの価格は上昇に転じ、区分マンションの価格は過去最高額を記録した。
上記グラフからも読み取れるが、これまで投資用不動産の価格は、全体的に上昇傾向であった。今後はどのように推移していくのか、不動産市況の変化に引き続き注目していきたい。
※本記事に使用した「投資用不動産の市場動向レポート」は楽待に掲載された物件情報を基に当社が独自に作成したものです。その内容および情報の正確性や完全性を保証するものではありません。
(楽待新聞編集部)
引用元:【「区分マンション価格が過去最高を連続更新、統計史上初の1900万円台を記録 |楽待不動産投資新聞 (rakumachi.jp)】
弊社のご案内している不動産投資とは?
まずはお気軽にお問い合わせください。
(お申込みの際は「資料請求」にチェックを入れお問い合わせください。資料はメールで送付いたします)
ご覧いただいたコラムに関連したコラムをご紹介。
不動産投資
「負動産」国が引き取り、27日新制度 家じまい早めに/日本経済新聞
2023/05/03
READ MORE
不動産投資
中国に複合不況の足音 不動産苦境、金融・財政に波及/日本経済新聞
2022/08/13
READ MORE
不動産投資
要件緩和でマンションの建て替え増加? 建て替えか修繕か明暗わける老朽マンションの出口戦略/健美家
2024/03/01
READ MORE
不動産投資
自己資金100万円未満でも不動産投資はできる。「区分マンション」が人気!メリットやデメリットを解説/Money Fix
2024/03/11
READ MORE